総武線錦糸町駅（アルカタワーズ錦糸町アルカセントラル）

高田馬場駅から東西線。飯田橋駅で総武線に乗り換える。
錦糸町駅で下車。
北口へ。南口ほどではないが、ちょっとした、駅前広場がある。
西へ向かうと、ショッピングセンター、アルカキット錦糸町。当初は、そごうだったのだが、今は、もう、違う商業施設、ということか。
アルカキット錦糸町の北側に出て、さらに、西へと歩く。
途中、エスカレータに乗って、ペデストリアンデッキの上。
その、ペデストリアンデッキを挟んで、アルカキット錦糸町の西側には、アルカタワーズ錦糸町アルカセントラルが建っている。
さらに、西隣には、東武ホテルレバント東京。そして、アルカタワーズ錦糸町アルカウエスト。
アルカキット錦糸町の、駅前広場を挟んで、東側には、アルカタワーズ錦糸町アルカイーストもある。また、すみだトリフォニーホール、という施設も、併設されている。
かくのごとく、錦糸町駅の北側には、巨大な、人工空間が、広がっているのだ。
ただ、完成したのは、バブルが崩壊した後の、どん底の頃。
非難囂々だったと記憶している。
曰く、こんなものを作っても無駄、何も、変わらない。
無駄、というのは、わからないが、変わらない、というのは、今、振り返ってみると、当たってはいないように思う。
たとえば、すぐ北側を通る、道路にしても、ちょっと前までは、総武線沿線によくあるような、下町の通りだったのに、今は、ずいぶんと、きれいな、並木道。
いつの間にか、錦糸町ではない、街並みになってしまったようだ。
もっとも、それは、アルカタワーズ錦糸町の影響というより、都心に近いし、半蔵門線も延伸してきたし、ということかもしれない。
いずれにせよ、もう、あの、怪しげな、下町の繁華街、錦糸町は、ほぼ、消滅した。
これも、時代の流れ、ということか。
（2009年10月記）