東武伊勢崎線北千住駅(荒川河川敷 虹の広場)

荒川河川敷 虹の広場

宿場町通りを、北へ。通りは、いつしか、サンロードと、名前が、変わっている。
もう、商店街ではなく、普通の、道路になったからかな。
しばらくすると、東西に伸びる、新しい通り。
この、新しい通り、途中で、行き止まりになっている。
この先、どんどん、延伸していくとも、思えないが。
敢えて、延伸するとすれば、北千住駅の東側に出て、荒川の土手に達し、そこからは、土手沿いに、南へと伸びていくのだろう。
いわば、北千住環状道路、といったところか。
もっとも、交通量が、今後、増大するわけではないので、必要は、ないのだろうけど。
あたりは、もう、静かな、普通の住宅地。
さらに、北へ歩く。
少し、行くと、道路の、東側に名倉接骨医院。
なんでも、江戸時代から、続く、接骨医院らしい。
こちらも、いちおう、歴史的テーマパークの一環を、担っているのかな。
その北側は、荒川の土手。
土手を、越えていくと、広々とした、河川敷。運動場や、虹の広場になっている。
荒川は、江戸時代には、存在していなかったので、渡し場などの、痕跡はない。
これだけの、大河が、人工河川、というのは、信じられないな。
北へ、歩いていき、川縁へ。
実は、昨夜来からの大雨で、川面は、膨れ上がり、虹の広場のすぐ、際まで、ひたひたと、川水が、押し寄せていたのだ。
おかげで、河川敷には、誰もいない。
目の前には、時代の流れのごとく、滔々と押し下る、大河があるばかり。
(2009年11月記)