中央線中野駅(中野駅前タワープロジェクト工事現場)

中野駅前タワープロジェクト工事現場

中野通りを、さらに、南へと進む。
だんだん、繁華街らしくなってくるが、今回は、立ち寄らないで、そのまま、駅へ。
駅の西側で、中野通りは、中央線を、アンダーパスして、南側へと、伸びていく。
最初、中野駅は、今よりも、東寄りに、設置されていたのだが、昭和の初め頃、今の位置に、移動してきたらしい。
そのとき、中野通りは、掘り下げられ、アンダーパスになった、ということだ。
中野駅近くで、ぐっと、下り坂になるのは、そのためなのかな。
中野駅の南側に出て、さらに、南へと歩く。
しばらくすると、通りの西側に、中野駅前タワープロジェクトの工事現場。
中野駅南口も、いよいよ、再開発が、始まったようだ。
中野駅の南側は、最開発の対象になるような、下町っぽさがあるので、いつかは、始まるだろうとは、思っていたのだが。
たぶん、少し、南側に、今は、緑道になっているが、桃園川、という、小川が、東へと、流れていて、川沿いは、下町になりやすい、ということで、下町っぽいのだろう。
そういうわけで、バブルが崩壊したあたりから、いろいろ、再開発の話は、出ては、消え、という感じだったな。
でも、その割りに、中野駅周辺の再開発、というと、あとは、中野駅北口の、警察学校跡地ぐらいしかない。
このような、郊外でもなく、都心でもないような場所が、下町っぽいからといって、再開発される時代ではないのかもしれない。
とすると、そういう場所は、レトロになっていくのかな。
いずれにしろ、時代は、流れていくのだ。
(2009年11月記)