有楽町線豊洲駅(豊洲運河の遊歩道)

豊洲運河の遊歩道

高田馬場駅から、東西線飯田橋駅で、有楽町線に乗り換える。
豊洲駅で下車。
まだ、高層ビルが、途切れることなく、建ち続けているので、そのたび、こうして、豊洲駅を、訪れることになるわけだが。
地上に出ると、相変わらず、賑やか。
相変わらず、というと、ずっと以前からのように、思えるけど、こうなったのは、ほんの数年前から。その前は、工場の敷地が、見渡す限り、広がっていたのだ。
こんな短い間に、変われば変わるものだな。
といっても、高度成長期までは、工場地帯として、やはり、賑やかだったのだろう。
いまや、古びてしまったが、その頃の団地も、多く残っている。
当時は、これらの団地群、近未来的な景観だったに違いない。
とすると、結局、今と、同じではないか。時代は、巡るのかな。
そんな豊洲の街の、広い通りを、北東へ。
すぐに、大きなショッピングセンター。
賑やかなのは、通り沿いに、そのような、商業施設があるから、ということも、理由なんだけど。
ショッピングセンターを過ぎ、しばらく、歩いていくと、豊洲運河
運河の岸辺は、遊歩道になっていて、通れるみたいなので、ちょっと、降りてみる。
水際に近く、なかなか、いい感じだが、誰もいない。
そういえば、ウォーターフロントの再開発、というと、たいてい、このような、遊歩道が設置されているものなのだが。
でも、どこも、同じように、閑散としている。
たぶん、水際だけど、その、肝心の、水が、きれいではないからだろう。
そう考えると、ウォーターフロントの再開発も、なにか、張りぼてのような、感じがしてしまう。
(2009年12月記)