南北線赤羽岩淵駅(シティタワー赤羽ステーションコート)

シティタワー赤羽ステーションコート

高田馬場駅から、東西線飯田橋駅で、南北線に、乗り換える。
赤羽岩淵駅で下車。
便利になったとはいうものの、やはり、ここまでは、遠いなあ。
そういえば、南北線の工事は、バブルの頃に、始まったのだ。
赤羽岩淵駅駒込駅間が、開通したときは、さっそく、王子駅まで、南北線に、乗ったりしたものだ。
でも、今から考えると、赤羽や王子だったら、埼京線とか、京浜東北線で、十分な気がする。
鉄道の空白域をなくした、ということかもしれないけど。
赤羽岩淵から先は、埼玉高速鉄道になり、鳩ヶ谷、東川口、浦和美園を通っている。
鳩ヶ谷は、たしかに、鉄道空白地帯だったな。
ただ、鉄道の駅がないにもかかわらず、いちおう、それなりに、街があったのだ。
バス停しかないのに、なんで、街があるんだろうと、不思議に思ったものだが。
ひょっとしたら、鳩ヶ谷は、都心近くに残された、数少ない、地方都市だったのかもしれない。
もっとも、そのような、地方都市、鳩ヶ谷は、鉄道が開通したことにより、都心部に対する、郊外になってしまうような気もするけど。
そんなこと考えながら、地上へ。
そこは、東京の最果ての地。
南北線が、開通したので、それほど、秘境、という感じは、なくなっているはずなのだが。
駅から離れ、ふと、駅入口近くを、見やると、やけに細長い、高層住宅、シティタワー赤羽ステーションコート。(工事中はこちら
最近、竣工している。
南北線開通の、産物というわけか。
(2009年12月記)