山手線大崎駅(目黒川山本橋から大崎駅方面を臨む)

目黒川山本橋から大崎駅方面を臨む

アートヴィレッジ大崎の中を、北へと、進んでいく。
さすがに、一番、北側の、高層住宅には、直接は、行けないようだ。
つまり、ペデストリアンデッキは、ここまで、ということ。
このまま、高層ビルなどが、建っていき、五反田駅とも、繋がれば、面白いのに。
仕方がないので、地上に降りてみる。
そこからは、すぐ、東側に、目黒川。
山本橋が、架かっていて、対岸に渡れるようになっている。
この山本橋を渡って、ちょっと、北へ、進んで行くと、もう、五反田の街なのだ。
昔は、再開発地を訪れるために、五反田から大崎、逆に、大崎から五反田、というコースを、よく、歩いたものだ。
その頃は、こちら側には、工場しかなかったので、往来は、ほとんどなく、今のような、立派な橋ではなかったと、記憶している。
でも、どんな橋だったか、覚えていないが。
1車線だった、ということぐらいかな、覚えているのは。
そういえば、当時は、夜、暗くなってから、訪れていたんだっけ。
完成したビルは、写真に撮るので、日が差しているうちなのだが、工事現場は、特に、その必要はなかったので、どうしても、日が落ちてから、という風だった。
そういうわけで、もう、夕暮れ時、五反田に着くとすると、繁華街なので、やけに、賑やか。
そして、南側の細い道に入り、そのまま、南へ。
すると、急に、しんと静まりかえる。
さらに、歩いていくと、目黒川。その向こうには、漆黒の闇。
かつては、工場地帯だったので、当然なのだが。
そう考えると、わずかな間に、ずいぶんと、変わったものだと、あらためて、思ってしまう。
(2010年1月記)