中央線御茶ノ水駅(三井住友海上神田駿河台三丁目計画工事現場)

三井住友海上神田駿河台三丁目計画工事

もっとも、芋洗い場のこと、一口場、なんて、聞いたことないから、少し、この考え、無理があるのかな。
ところで、他にも、23区内には、芋洗という地名で、芋洗坂(一口坂)が、六本木と、靖国神社の西側にあり、さらに、麹町、半蔵門の近くには、もう一つの、太田姫神社がある。
あるいは、日本各地にも、少なからず、そのような地名は、存在しているようだ。
とすると、出入り口が、重要だったり、ごく限られている、場所には、芋洗(一口)という地名があり、一口稲荷が、置かれていたりするものだろうか。
そのような、風習や、言い伝えがある、というのは、聞いたことがないので、どうだか、わからない。
そんなことを考えながら、東へ、進んで行くと、南北に伸びる、大通り。
聖橋に、通じているのだが、その通りの、西側には、三井住友海上神田駿河台三丁目計画の工事現場がある。
都心集中化、ということで、いよいよ、駿河台にも、高層ビルの波が、押し寄せてきた感じだ。
でも、それは、初めてのことではない。
実は、バブルの頃も、高層ビルではなかったが、再開発が、駿河台の坂を、駆け上がっていったものだ。
その当時は、日本中が、お祭りのようだったので、ビルが、建っていっても、特に、何とも、感じなかったな。
バブルが崩壊して、失われた10年、気付いてみれば、御茶ノ水の周囲は、ビルだらけ、といったところ。
では、ビルだらけの前は、どうだったのだろう。
わずかに、自分が、覚えているのは、喫茶店の街だった、ということだ。
(2010年1月記)