都営大江戸線牛込柳町駅(原町二丁目 瑞光寺)

原町二丁目 瑞光寺

西武新宿線中井駅で、都営大江戸線に乗り換える。
さらに、都庁前駅で、飯田橋、両国方面行きの車両へ。
都営大江戸線は、山手線のように、完全な、環状線ではなく、敢えて言えば、この、都庁前駅が、始発駅であり、終点の駅になっている。
だから、乗り換えるわけだが、本当に、環状線になっていれば、おそらく、その先の、新宿駅で、乗り換えなければならなかったわけで、自分にとっては、環状線だろうが、半環状線だろうが、どっちでも、いいのだが。
それに、車両は、ホームの反対側に、いつも、待機していて、しかも、混んでいることは、まず、ない。新宿駅で、乗り換えだったら、こうは、いかなかっただろう。
飯田橋、両国方面行きの車両に乗り込む。
やがて、列車は、新宿の住宅街の地下を、東へ東へと、走り出す。
それにしても、いつ、乗っても、あまり、混んでいないな。
地上に出ても、住宅地しかないわけだし、当然かもしれない。ひょっとして、完全な、環状線だったら、利便性が増して、もう少し、利用客が、あったかも。
そんなことを考えているうちに、車両は、牛込柳町駅に着く。
改札を抜け、地上に出ると、東西に伸びる、大久保通り。
それ以外は、静かな住宅地が、広がるばかりだ。
何もなさそうなので、思わず、すぐ、目の前に、山門のある、瑞光寺を、写真に撮る。
お隣の、経王寺の方が、有名だったみたいだけど。
もっとも、有名だろうが、有名でなかろうが、どっちでも、いいような気もする。
重要なことは、一帯が、静かな住宅地という側面の他にも、寺町、という、側面もあるのだ、ということ。
ちょっと、歩き回るだけで、歴史的な、寺院が、たくさんある。
(2010年1月記)