みなとみらい線新高島駅(横浜ダイヤビルディング)

横浜ダイヤビルディング

通りを、西へと、引き返す。
通りの南側には横浜ベイクォーター
来る途中、みなとみらい大橋から、見えたのだが。
その、横浜ベイクォーターの西側には、横浜ダイヤビルディング。(工事中はこちら
最近、竣工している。
こちらは、高層のオフィスビルだ。
さっきの、横浜ポートサイドプレイス タワーレジデンスが、横浜ポートサイドの、最後の、高層住宅なら、横浜ダイヤビルディングは、最後の、高層オフィスビル、ということかな。
たぶん、そうに違いない。
とすると、本当は、もっと、多く、高層オフィスビルが、建つはずだったのかもしれないし、横浜ベイクォーターなんて、作るつもりは、なかったかもしれないけど、とりあえずは、これで、横浜ポートサイドは、完成したわけだ。
ところで、自分は、学生の頃、川崎まで、通学していたのだが。
だから、横浜には、比較的、近く、結構、身近に、感じたりする。
当時は、高度成長を達成した後の、安定期。
ただ、横浜は、といえば、異国情緒溢れる、黄昏の街、という感じだったな。
高度成長期の間は、それこそ、主役だったのだ。
でも、高度成長を達成してみると、もはや、いらなくなってしまう。
もっとも、豊かな、安定期なわけで、いらなくなったといっても、寂れていく、ということでもないけど。
ということで、時代に取り残された、味わい深い、異国情緒溢れる、黄昏の街。
そこへ、降って湧いたのが、バブルの熱狂。
衰退していく、地方が、それに、飛び付いたのだ。
そして、バブルは、崩壊。挙句の、失われた10年どん底
結局、そこに、残るのは、リゾート地と観光地だけ、なのかもしれない。
(2010年1月記)