山手線新橋駅(浜離宮庭園内の景観)

浜離宮庭園内の景観

浜離宮庭園を渡って、入口で、入場料を支払い、さっそく、園内に入る。
新宿御苑みたいなものかと思っていたら、まったく、予想が違ったな。
敢えて言えば、皇居みたい。
城というわけではないのだけど、なんとなく、城跡のようなのだ。
そういえば、入口に入るとき、渡った橋、大手門橋、というのだが、城の濠に架かる、橋のような名前。
特に、大手門があるわけではないのに、なんで、そういう名前なのだろう。
謂れがあるのかもしれないが、よくわからない。
ところで、浜離宮庭園、というと、江戸の街が、誕生した当初は、鷹狩場だった、ということだ。
鷹狩場というと、内陸の、原野かと思っていたが、海岸にもあるらしい。獲物は、もっぱら、鴨、だからかな。
その後は、一時、大名の、下屋敷になる。海岸の下屋敷は、物資の、揚陸施設だったので、なにか、その必要が、あったのだろう。
さらに、その後は、将軍の別邸、浜御殿。
大部分、庭園に改修されたのだが、その園内に、またしても、鷹狩場。
余程、鷹狩というのは、人気のある、娯楽だったのかな。
それで、大手門橋についてなのだが、その頃、すでに、架かっていたようだ。
ただ、門は、浜御殿への、表御門。
とすると、橋は、表御門橋、なんてことはないだろうなあ。
浜離宮庭園の橋の名前、なんて、どうでも、いいことには、違いないけど。
(2010年2月記)