南北線白金高輪駅(白金三丁目 四の橋白金商店街)

白金三丁目 四の橋白金商店街

古川の南側を、西へ西へと、歩いていく。
川沿い、ということは、あたりは、下町かな、と思ってしまうが、さすがに、都心、そんなことはなく、閑静な住宅街。
というわけでは、実は、ないのだ。
古川沿岸は、改修されて、むしろ、新しい。
少し、南側に、入ると、都心とは、思えないような、光景。
さすがに、下町、というほどでもないけど、時代に取り残されたような、感じがする。
さらに、西へと進んでいく。
しばらくすると、南へと伸びる、四の橋白金商店街。
白金、といえば、有名な、山の手住宅街のはずだが。
なのに、なんで、ここに、巣鴨地蔵通り商店街みたいな、場所があるのかな。
最初、ここに来たときは、なんか、まったく、違う方向に、歩いてしまったのかと、我が目を疑ったものだ。
本当は、商店街に、入ってみると、ブランド店が、軒を並べていたりして。
そんなことは、まず、ないだろう。
実は、ここから、さらに、南側、東西に伸びる通りを、何度か、歩いたことがある。
やはり、その時、時代から、取り残された、あるいは、どこかの、地方のような、雰囲気がしたものだ。
たぶん、その理由は、交通の便が、よくないからに違いない。
とりあえず、ちょっと前に、南北線白金高輪駅が、開業したものの、最寄り駅といえば、遙か、西側の、恵比寿駅。
バスしか、交通手段は、ないのかも。
もちろん、山の手の住民は、クルマで移動するから、最寄り駅など、関係ないんだろうけど。
もっとも、いつまでも、残るものなのかは、わからないが。
(2010年5月記)