りんかい線東京テレポート駅(お台場近く レインボーブリッジ)

お台場近く レインボーブリッジ

さらに、砂浜を、北へ。
第三台場への回廊を、今度は、西へ向かう。
この、回廊、砂州、ではなくて、防波堤なんだろうな。
でも、松並木があって、砂地で、本当に、砂州が、小島まで、伸びたように、見える。
その、回廊から、北側を見やると、巨大な、レインボーブリッジ。
映画「バブルへGO」のシーンを思い出してしまった。
バブルの時代へ、タイムスリップする、という話。
主人公(広末涼子)が、バブル期の都心に、降り立ったとき、まず、目にするのが、工事中のレインボーブリッジなのだ。
たぶん、芝浦の倉庫街からの光景。
芝浦、といえば、ウォーターフロント、バブルの最前線。
はるか、北側には、大川端リバーシティ竹芝桟橋の再開発。ちょっと、離れて、南側では、天王洲再開発が、始まろうとしていたっけ。
天王洲再開発には、けっこう、足を運んだものだ。
大川端リバーシティもそうだが、隅田川沿いも、よく、行った。これから、どうなるんだろうと、夢、膨らませて。
たしかに、街並みは、変わったけど、なぜか、生活は、下降する一方。夢なんか、とうの昔に、消滅してしまった。
ところで、そういえば、レインボーブリッジは、行ったのかな。
たしかに、完成した後、芝浦に、見に行ったことはある。
でも、工事現場は、見に行った記憶がない。
もしかすると、ひょっとして、工事中の、レインボーブリッジを見に、芝浦に、行っていれば、泡だらけの、ウェットスーツに、身を包んだ、広末涼子に、出くわしたかも。
そうだったら、バブルは、崩壊せず、自分も、こんなに、貧困ではなかったかな。
そんな訳ない。
(2010年5月記)