りんかい線東京テレポート駅(第三台場史跡公園)

第三台場史跡公園

砂地の回廊を、西に、進んで行くと、石垣でできた、四角形の島、第三台場に、辿り着く。
いちおう、第三台場史跡公園、という公園になっているようだ。
お台場海浜公園の、一部ではない。
一部ではないどころか、お台場海浜公園のあたりが、海だった頃から、あったらしい。
完成は、大正時代。(もう少し、細かく、言うと、史跡なったのが、大正時代、公園として、オープンしたのが、昭和の初め頃)
完成、といっても、最初っから、存在するので、危険がないように、整備するぐらい、だったんじゃないかな。
それにしても、どうやって、第三台場史跡公園を、利用したんだろう。
まわりは、海。孤島なわけだし。
屋形船が、接岸したり、あるいは、釣を、楽しんだのだろうか。
昔のことが、わからないので、なんとも、いえないなあ。
ひょっとすると、他にも、点々と、芝浦まで、台場は、あったので、台場伝いなら、それほど、移動は、難しくなかったのかも。
つまり、小舟でも、行けたのかもしれない。
とすると、他の、台場も、セットで、公園に、なっていたのだろうか。
実際は、第三台場と、近くにある、第六台場だけ、らしい。
他の、台場は、どうなったのだろう。
第二台場は、航路に、あたるため、撤去。
それ以外は、天王洲、あるいは、品川埠頭に、呑み込まれてしまっている。
埋立予定地だったので、公園にするわけないのかな。
もっとも、本当に、公園らしくなったのは、やはり、お台場海浜公園が、完成してからだと思う。
さらに言えば、こうして、来訪者が、多くなったのは、バブル以降、臨海副都心が、開発され始めてから、ということだろう。
(2010年5月記)