横浜線相模原駅(小倉優子の焼肉屋)

小倉優子の焼肉屋

16号線を南西に、歩いていくと、なんとも、妙なもの、見付けた。
小倉優子焼肉屋
ケーキ屋とか、レストランだったら、わかるけど、なんで、焼肉屋なのかな。
もっとも、ケーキ屋もレストランも、すでに、チェーン店は、あるし、新規に、参入するのは、難しいものなのかもしれない。
たぶん、いろいろ、やってみて、焼肉屋だと、いちおう、うまく、軌道に乗った、ということなのだろう。
だとすると、実に、身も蓋も無い感じだ。
ところで、焼肉屋というと、思い出すのは、やはり、バブルの頃。
さる、安くて、ちょっと、有名な焼肉店で、焼肉というのを、初めて食べたのだ。
さすがに、美味しかったなあ。
それ以降、ことあるごとに、その店には、通ったものだ。
ある日、店先に、地域イヌ、が現れる。
ただの野良犬ではなく、焼肉店のある、商店街を、うろうろしていて、マスコット、というほどではないが、追い払われることもなく、居ついているイヌ。
そのイヌが、店先で、ぱたぱたと、尻尾を、振っていた。
すると、焼肉屋のおばちゃん、生肉数切れを、ぽんぽんと、イヌに、投げてやる。
イヌは、はあはあ、いいながら、がつがつ、食って、どこかへ、行ってしまった。
あの、生肉って、ひょっとして、今、自分らが、食べている肉と同じなの、と、店の、おばちゃんに、聞くようなことは、しなかったが、もう、その店に、行っていない。
バブルの頃の焼肉屋の思い出。
今は、小倉優子焼肉屋
なにか、これでは、焼肉が、スナック菓子に、見えてしまうのは、気のせいかな。
もう、焼肉なんて、縁がないから、どうでもいいけど。
(2010年5月記)