常磐線柏駅(旭町二丁目 香取神社)

旭町二丁目 香取神社

もう、帰ろうかと、思ったが、やはり、その土地を、訪れたときは、その土地の、神社にも、寄っていかなければ。
ということで、再び、西口へ。
さっき、西口に、出たとき、寄っていけばよかったな。
こういうのを、二度手間、というのだ。
ペデストリアンデッキから、地上に降り立ち、線路に沿って、南へ。
しばらくして、道なりに、西へと曲がり、そのまま、西へ、進む。
まわりは、もう、駅前、というよりも、住宅地、という感じ。
駅西側は、新市街、ということかな。
西へ、歩き続けると、南北に伸びる、交通量の多い、幅広の、幹線道路、水戸街道
16号線は、すぐに、南側を、東西に伸びる、東武野田線を、陸橋で、越えていく。
その、陸橋下、東側に、香取神社
そこそこに、歴史のある、神社かと、思ったら、創建は、明治時代。けっこう、新しい、神社だ。
しかも、大正時代に、この地に、移転してきている。
さらに、昭和の時代、戦後になって、水戸街道の拡幅に伴い、また、わずかに、移動。
そのように、見てくると、かなり、新しい。
ただ、新しいのには、実は、それなりの、理由がある。
柏は、江戸時代までは、放牧場だったのだ。
だから、それ以前に、集落は、存在せず、当然、神社もない。
もっとも、一帯には、香取神社が、多いわけで、その点では、古来の歴史を、踏襲していると、いえなくもないかな。
(2010年5月記)