山手線上野駅(東上野四丁目 地下鉄唯一の踏切)

東上野四丁目 地下鉄唯一の踏切

高田馬場駅で、東西線
茅場町駅で、日比谷線に乗り換える。
上野駅で下車。
地上に出ると、昭和通りの東側。
ちょっと、上野駅とは、離れているが、今回は、その方が、都合がいい。
昭和通りを北へ、歩く。
上野駅、に限らないが、ここらへんは、駅西側が、山の手、閑静な感じ。対して、東側は、下町っぽい。
ただ、上野駅の、特に北東側の場合は、上野公園があるためか、あるいは、上野駅が、大きいためか、山の手の閑静な雰囲気が、駅から、ちょっと、東へと、はみ出している。
浅草通りとの交差点を越え、台東区区役所を過ぎ、さらに、北へ。
途中、東へ曲がり、そのまま、東へ向かう。
街中に、入っていくと、すぐに、踏切。
この踏切は、地下鉄では、唯一の踏切、ということらしい。
地下鉄は、普通、地下を、走っているので、当然、踏切はなく、だから、この踏切が、珍しいどころか、唯一、ということも、頷ける。
たぶん、戦前開通した銀座線なわけで、当時は、地下鉄が、まったく、一般的でなかったからかもしれない。
つまり、地上に、出てきても、それほど、不自然では、なかったのだろう。
それに、そもそも、銀座線は、地上から、それほど、深いところを、走っているわけではないし。
それにしても、たいそう、珍しい代物の割には、ひっそりしている。
いちおう、親子連れが、一組、写真、撮っているが、乗り気なのは、父親だけ。
そんなものだろう。
さて、そろそろ、引き上げるかな。
(2010年6月記)