西武池袋線秋津駅(塚森のモデルかもしれない、こんもりした木立)

塚森のモデルかもしれない、こんもりし

さらに、林の中を、南東へ。
住宅地に出たと思ったら、急な下り坂。
この急坂が、柳瀬川崖線なのだろう。
坂を下りきったところで、崖上の、さっきの林を見上げると、「となりのトトロ」に出てきた、塚森の風景そのものだ。
今は、崖下にまで、住宅地が、密集しているが、それらが、なかったとしたなら、見上げるような、巨大な木々が、天を覆っているように見える。
ひょっとして、社でもあるのかな、と思い、坂を上って、もう一度、林の中へ。
こういう、迫り出した、崖上には、神社があったりする。
実際、行ってみると、微妙な感じ。
参道も鳥居もないが、あるような雰囲気はする。
道なき林地を分け入って行くのは、ちょっと無理なので、確認はできなかったが。
たとえあったとしても、今となっては、あたりの鎮守としての機能、もはや、ないのだろう。
でも、本当に、あれば、塚森そのものなんだけどな。
また、坂を下りる。
塚森のモデルがあっとすると、その麓には、神池があるはずなんだが。
むろん、地図を見ても、存在しないので、実際、そのような池はない。
昔の地図なら、ひょっとして、と思うが、どうだろう。
となりのトトロ」の神池のような、農業用溜池は、いたるところにあったわけで、可能性としては、なくはない。
(2010年7月記)