西武池袋線秋津駅(秋津町五丁目 JR西武連絡線トンネル)

秋津町五丁目 JR西武連絡線トンネル

宮崎駿が、この地に、引っ越してきたのは、高度成長期の終わり頃らしい。
当時は、一帯に、もっともっと、緑が、多かったのだろうな。
ところで、宮�駿というと、自分にとっては、「未来少年コナン」。
作品の内容よりも、NHKがアニメを始める、ということの方が、印象深かった。
あの真面目なNHKが、アニメを放映するのは、考えられなかったのだ。
いいのかな、と思う反面、高度成長を成し遂げた後の、安定期、その緩い感じが、思い出深い。
そのことに加えて、「未来少年コナン」の内容が、安定期に、すっかり、嵌っていた。
なにせ、未来が、すでに、潰えているのだ。
もはや、未来を追い求めなくてもいい。
そして、未来がなくなった後には、長閑な田園と、楽しそうな狩猟採取、ベルトコンベアに載って、パンが、次々と出てくる巨大な機械。
雰囲気的に、安定期の頃の日本そのものだな。
柳瀬川を渡った後、しばらくすると、南側に秋津公園。
実は、この公園、とても興味深い。
ここに、西武池袋線から分岐し、JR武蔵野線の合流する、トンネルがあるのだ。
安定期に入った頃、JR武蔵野線が開通するわけだが、その時、併せて、作られたものらしい。
武蔵野線が開通したとすると、秋津周辺は、宅地化されたのかな。
それで、淵の森の保護、だろうか。ここに住んでいるわけではないので、わからない。
武蔵野線新秋津駅を過ぎ、商店街を通り抜けると、やっと、西武池袋線秋津駅
さっそく、西武池袋線に乗り込む。
(2010年7月記)