日比谷線広尾駅(南麻布三丁目 広尾への道)

南麻布三丁目 広尾への道

交差点を過ぎ、さらに、西へ。
途中、南西方向に伸びる道に入り、そのまま南西へと、向かう。
北側には、港区麻布運動場の美しい緑。
本当に、ここが、都心とは、思えないな。
ところで、実は、ここへ、2、3回は、来ているのだけど。
なぜか、妙に、懐かしいような感じがしてしまう。
実際、夢に出てきたぐらい。
もっとも、特に、なにか、この場所に、縁があるわけではなく、この懐かしさが、印象的なだけだろう。
このあたり、あえて、似ている場所、というと、田園都市線の沿線、東急東横線日吉駅大倉山駅、あたりか。
いずれも、山の手住宅街にして、緑の多い、丘陵地。
こういう場所は、郷愁を誘う、ということなのかもしれない。
ひょっとしたら、丘陵地、高台は、変化が少なく、昔から、変わらない、ということで、かつての風景が、残っているから、懐かしいのかな。
実際、古墳や、太古の遺跡も、このような場所で、見つかることが多い。
さらに言えば、昭和の時代の写真見ても、風景は、ほとんど、変わっていないし。
変わらない高台での、閑静な暮らし、というわけか。
でも、こんなところに、ずっと、いたら、いいかどうかは、別にして、世の中に対する意識、まったく、変わってしまうだろうな。
(2010年8月記)