中央線中野駅(中野四丁目開発計画区域5工事現場)

中野四丁目開発計画区域5工事現場

東へ進み、途中、北へ。
しばらくすると、西側一帯に、中野四丁目開発計画区域5の工事現場。
といっても、実際は、敷地が、広すぎて、その中の、どこだか、わからない。
工事たけなわなので、たぶん、ここらへんだろうとは思う。
駅にもっとも近いし、中央線の線路も近い。
高層ビルが建てば、遮蔽物になるのだろう。
ただ、高層ビルが建ったとして、その他の、広大な敷地は、どうなるのかな。
たぶん、学校や公園に、なるらしい。
次、高層ビルが、完成した頃、来れば、わかるはずだ。
もっとも、わかったとしても、特に、用は、ないんだけど。
ところで、この一帯は、江戸時代の一時期、生類憐みの令によって、設置された、中野犬屋敷だったわけだが。
生類憐みの令が解かれた後、犬屋敷は、どうなってしまったのだろう。
あるいは、その中で、飼われていた、たくさんの犬たちは、どこにいったのだろう。
犬屋敷は、なくなり、犬たちは、近在の、農家に、引き取られていったそうだ。
あまりに、多くの、犬が、引き取られたので、それ以来、家で犬を飼う習慣が、根付いたらしい。
なんて、本当かな。
そうなっていればいいな、ということかもしれない。
実際は、わからない。
広大な敷地の方は、桃園になった、ということだ。
さぞ、風光明媚な場所だったのだろう。
歴史と共に、様々に姿を変えていったこの場所、次、来るときは、どんな風に、変わっているのかな。
そのときを楽しみにして、とりあえずは、ひさしぶりに、中野ブロードウェイにでも、寄ってから、帰ろう。
(2010年8月記)