高崎線上尾駅(宮本町 氷川鍬神社)

宮本町 氷川鍬神社

西に歩き、再び、旧中山道
中山道を、南に、歩く。
駅前に戻っているが、まだ、帰るわけではない。
行ったり来たりして、なんか、無駄な気もするが、でも、それが街歩きの醍醐味、なのかな。
特に、そう決めているわけではけど、たいてい、いつも、そうなる。
などと考えているうちに、さっきの古いデパート。
その南側には、氷川鍬神社
創建は、江戸時代の初め頃、ということだ。
ということは、江戸時代に入って、中山道が、開通し、上尾宿が、設置されるわけだから、その頃からの、一帯の中心なのだろう。
街並みは、南、愛宕神社から、北は、遍照院、あるいは、もっと、先までかな。
江戸時代より前は、集落の中心、鎌倉街道の近く、だったのかも。今となっては、わからないけど。
江戸時代が終わり、明治時代。
上尾の街の西側に、駅が、設置される。
もともと、あまり、大きい街並みではなかったためか、駅の場所は、比較的、近い。
大きい街だと、駅は、街外れに設置され、じきに、駅の方が、新市街になり、もとの街は、旧市街になっていくものだ。
理由は、ともあれ、こうした、小さな街は、様々な、時代が、混ざっているみたい。
そして、今度は、駅前再開発。現在が、加わるわけか。
次、来るときは、そうなってるはず。
ということで、さあ、帰ろう。
上尾駅から、新宿駅まで、30分と少し。すぐだ。
(2010年9月記)