埼京線武蔵浦和駅(白幡二丁目 白幡沼)

白幡二丁目 白幡沼

東へ東へと、長閑な住宅街を、歩いていく。
しばらくすると、南北に伸びる、中山道
中山道を渡り、さらに、進んで行く。
途中、北へ。
すぐに、目の前、白幡沼。
別所沼の代わりではないが、なかなか、いい眺めだ。
周囲は、高台になっているので、沼といっても、湧水による、泉のようなものだろう。
ところで、白幡沼の名前は、ちょっと離れるが、南側にある、白幡睦神社、からかな。
その、白幡睦神社についてなのだが、謂れは、まったく、わからない。
ただ、白幡、とくれば、源氏の、旗印。
源氏に、直接、関係は、ないだろうけど、なんとなく、武士、を想起させる。
とすると、鎌倉時代、あるいは、その後の、室町時代、創建、といったところか。
話は、変わるが、東側には、調神社、という、平安時代の、延喜式にも載っている、正真正銘の、古社がある。
一帯は、往古の昔から、暮らしがあったに違いない。
その暮らしが、鎌倉時代、そして、現代にまで、続いているわけか。
歴史を感じるな。
(2010年10月記)