南北線清澄白河駅（白河三丁目 白笹稲荷神社）

東へ東へと、歩いていくと、南北に伸びる、三ツ目通りとの交差点。
いつの頃か、この、交差点には、高層住宅が、幾棟か、建つようになった。
バブルの終わり頃に、来たことあるが、しばらく経つと、このような景観になるとは、当時、想像だにしなかったな。
交差点の南西側、住宅街に、入っていく。
ちょっと下町になるのだが、昔は、こんな感じ。江東区の下町の風情。
一帯は、このような街並みが広がっていたものだ。
大通りの、奥は、まだ、昔のままなのかも。
すぐに、白笹稲荷神社。
創建は、たぶん、江戸時代だろうか。
そういえば、以前、来たのは、この神社を訪れるためだったな。
特に、有名なわけでもないけど。
たしか、当時、道路際には、清砂住宅、という集合住宅があった。
昭和の初め頃に建てられた、ものすごく、古い団地。
建った当初は、近未来だったはず。
訪れたときは、もはや、廃墟同然。
でも、床屋があったりして、とても、居心地よさそうだったな。
今は、同じ場所に、高層住宅が建っている。
その高層住宅も、あと、何十年も経てば、古ぼけた、建物になるに違いない。
そして、近くには、変わらず、白笹稲荷神社があるのかな。
（2010年12月記）