田園都市線桜新町駅(弦巻四丁目 蛇崩川支流跡 細い流れ)

弦巻四丁目 蛇崩川支流跡 細い流れ

西へ西へと、歩いていくと、しばらくして、北側に、畑。
ここらへんから、川筋は、北西方向へ。
つまり、北西方向が、台地になっている。
いままでは、台地、尾根は、東西に、伸びていたのだが、このくらい内陸だと、南北にも、伸びているのだ。
それはいいのだけど、畑の中、川筋跡は、消滅してしまっていて、もはや、その先、辿ることはできない。
もしかすると、と思い、住宅地の路地、いったん、北へ。西に曲がり、そのまま、西へ、進む。
すると、果たして、川筋の跡らしき、場所が、あった。
細長い、路地のようだが、いかにも、側溝に、蓋をした、場所。
ここまで、細い流れだと、もう、道路には、できないのかな。
だから、ただ、蓋をして、土を、かぶせただけなのかもしれない。
それにしても、昔は、そざかし、長閑な、田園地帯だったのだろうな。
小川が、丘陵地を、流れ下り、その先には、一面の水田。
そして、丘陵地の上には、木立に囲まれた、茅葺の家屋。
今は、もう、大分、変わってしまった。畑は、ちょっと、あるけど。
(2011年1月記)