千代田線湯島駅(横山大観記念館)

横山大観記念館

今度は、不忍通りを、南へ。
しばらくすると、通りの、西側に、横山大観記念館がある。
横山大観、というと、明治、大正、昭和に亘る、日本を代表する、芸術家。
日本画が、中心なんだろうか。あまり興味ないので、わからないけど。
横山大観を知ったのも、某テレビ局のなんでも鑑定団。
この番組、最初から、かかさず、見ていたな。
だけど、いつからだろうか、見なくなってしまった。
そういえば、番組が、始まったの、ソフィテル東京が、完成した頃ぐらいか。
バブルの末期。あるいは、もうバブルは、崩壊していたかもしれない。
ただ、バブルがなければ、あのような番組、とうてい、生まれなかっただろう。
番組の趣旨は、およそ、実用とは、思えないものに、値段をつけること。
それはそれで、夢のような話だったな。
でも、そもそも、そんなこと、お金が余っていないと、成立しようがない。
バブルの頃は、もちろん、お金が、余っていたわけだが。
だから、そうしたものが、身近に、感じられたのだ。
今となっては、非現実的なのかもしれない。
だけど、まあ、そんな世界が、あってもいいのかな。現に、山の手もあるわけだし。
もっとも、横山大観、せっかく、なんでも鑑定団で、知ったけど、すっかり、遠い存在になってしまった。
それも、時代の流れかな。
(2011年2月記)