京葉線新浦安駅(シンボルロード沿道の浮き上がった建物)

シンボルロード沿道の浮き上がった建物

シンボルロードを、南東へ。
歩道の路面ばかりではなく、建物の、土台が、浮き上がっている場所もある。
とくに、大型のスーパーが、ひどいな。
ところで、大震災を契機に、浮かび上がった、もっとも、忌まわしい出来事がある。
原子力発電所の、放射能汚染。
津波の直撃を、受けて、壊れてしまい、そして、危険な放射性物質が、広範囲に、撒き散らされてしまったのだ。
いったい、どうするのだろう。
1000年単位の天変地異に、対応していない、というのでは、済まないはず。
1万年だろうが、あるいは、かつて、起きたことがないような事態でも、壊れることが、あってはならない。
なにせ、放射性物質というのは、かなりの長い時間をかけないと、分解しないのだ。
雨が降れば、どこかに、流れくれる、なんてことはない。
本当に、厄介な物質。
しかも、壊れたから、そのような、危険な物質が、発生するわけでもなく、壊れていなくても、廃棄物として、常時、排出されている。
排出されて、溜まっても、どうにも、できない。溜まる一方。
原子力発電所の計画に、このような、考えられないようなリスクと、処理不能な、排出物という、要素が、考えに入っているのだろうか。
まさか、建設計画のコスト計算に、そういう要素を、入れないで、計算結果を、出している、なんてことは、ないだろうな。
このような、大いなる愚行も、いわば、自然の摂理、なのだろうか。
わからない。
(2011年4月記)