丸の内線茗荷谷駅(大塚発祥の地)

大塚発祥の地

茗荷谷駅から、南へ。
住宅地の中に、入っていく。
実は、近くに、大塚、の地名の由来となった、塚、の跡が、あるらしい。
ただ、塚は、すでに、取り崩されていて、跡形も、ないそうだ。
しかも、すっかり、住宅地になってしまっているので、どこだか、見当がつかない。
最初は、三井住友銀行の、社員寮敷地内に、それらしき、石碑が、あるようなので、その石碑が、大塚跡を示しているのかな、と思ったけど。
敷地内に入れないので、確かめるすべもなく、細い道を、南へ、歩いてみる。
ぐるりと、まわりを、巡ってみると、何か、手掛かりが、つかめるのかも、と思ったのだ。
社員寮の南側には、貞静学園。その南側に、沿って、今度は、西へ、歩く。
すると、果たして、大塚の由来についての、説明版が、設置してあった。
跡形もないが、少なくとも、貞静学園の敷地内に、あったことは、間違いないみたい。
どのぐらいの、規模だったのか、わからないけど、塚、ということは、おそらく、古墳、だったのだろう。
場所も、台地の縁になっているし。
今や、何も残っていないが、やっと、大塚、に辿り着いた。
(2011年5月記)