山手線池袋駅(池袋本町三丁目 氷川神社)

池袋本町三丁目 氷川神社

本町中央通り商店街を、北へ北へと、歩いていく。
寂れた地域は、どこも、同じだが、ほとんど、商店は、並んでいない。
そのまま、歩いていくと、谷端川跡の緑道。
南から、北へと、流れていた、谷端川、途中、大きく、カーブを描きながら、南東へ、向きを、変えているのだが、池袋の、かつての、中心地、その、カーブの、内側に、位置していたようだ。
半ば、川に、取り囲まれていて、湿地帯、あるいは、沼沢地、のような、場所かと、思っていたが、実際、現地に、来て見ると、ちょっと、違う。
台地、というほどではないが、まわりよりは、少し、小高い感じなのだ。
今度は、別の、細い道を、南へ。
やはり、かつて、湿地帯だったところを、埋め立てた、という感じではないな。
そんな、住宅地の中、あちこちと、歩き回ってみる。
しばらくすると、一叢の、木立。
このあたりの鎮守、氷川神社だ。
創建は、江戸時代の、直前くらい。
当時、一帯が、大規模に、開拓されたのだろう。
池袋の本拠地は、見たところ、ちょっと、高台になっているので、おそらく、田園で広がっていたのは、その周囲、かな。
さらに、このあたりを、歩くことにする。
(2011年5月記)