山手線渋谷駅(渋谷三丁目 金王神社)

渋谷三丁目 金王神社

南北に伸びる、通りに入り、南へ。
さっきは、上り坂だったが、今度は、谷地への、下り。
すぐに、西に曲がり、そのまま、西へ。
ほどなくして、金王神社。
創建は、平安時代の、終わり頃か。
関東平野開拓の、一環として、渋谷氏が、やって来た時期。
渋谷氏の本拠地、渋谷城の敷地内に、あったらしい。
渋谷川を、見下ろす、斜面の、中腹。城としては、絶好の、立地だ。
ただ、それ以前、古代の、遺跡も、多く、残っている。
とすると、もともとは、太古から、暮らしがあり、特に、金王神社、一帯の、聖地だった、可能性もある。
そういえば、台地になっているので、太古の、暮らしは、なんとなく、わかるのだが、平安時代の終わり、なぜ、渋谷氏が、この地に、進出してきたのだろうか。
すぐ近く、東側に、南北に伸びる、鎌倉街道が、通っていた、ということもあるだろうけど、鎌倉街道は、名前の通り、鎌倉時代
ひょっとしたら、もっと、昔から、道が、あったかも。
だとすれば、渋谷川もあり、交通の要衝、といったところか。
(2011年5月記)