総武線東中野駅(東中野一丁目 神田川)

東中野一丁目 神田川

万亀橋、どういう、謂れのある、名前なのかな。
まったく、わからない。
明治時代の地図を、見ても、載っていないので、おそらく、中央線が、開通して、あたりが、市街化されてから、架橋されたのだろう。
千鶴万亀、鶴は千年、亀は万年、の万亀、縁起のいい名前だ。
ひょっとしたら、橋を架けた者の、名前かもしれない。
市街化される前、明治時代、神田川流域は、長閑な、田圃
両側は、台地になっていて、西側には、氷川神社、東側には、鎧神社。
目立っているのは、それぐらい。本当に、なにもない。
そして、神田川の流れは、緩やかなせいか、くねくねと、蛇行している。
そのまま、西から、東、海に向かうはずが、この一帯で、いったん、流れが、北へ、向きを、変えているからだろうか。
こういう流れ方、池袋近くの、谷端川と、似ている。
水流は、澱み、緩やかになり、長閑な景観。
だが、市街化されると、洪水を、防ぐため、流路は、直線に、改修されている。
仕方ないけど。
(2011年6月記)