半蔵門線半蔵門駅(麹町二丁目 麹町大通り)

麹町二丁目 麹町大通り

再び、麹町大通り、甲州街道を、東へ。来た道を引き返す。
その先、突き当たりは、皇居、半蔵門、行き止まり。
ただ、江戸時代、江戸城が、改築される前は、もっと、先まで、道が、伸びていたようだ。
半蔵門から先には、道灌濠と、紅葉山がある。
紅葉山を、取り巻くように、道灌濠が、巡らせてあるわけだが。
おそらく、道灌濠は、今の、江戸城の、外濠のような、役割だったのだろう。
だから、紅葉山には、直接、城塞には、関係のない、寺院なども、あったのかな。
江戸時代より前、甲州街道は、国府路、という名前だったかどうか、わからないが、その、国府路、どこを、通っていたのだろうか。
半蔵門から先、まっすぐ、東へ向かうと、下道灌濠と、上道灌濠の、間へ。
さらに、そこから先、伸びていたのか、あるいは、城門があって、迂回していたのか。
今となっては、わからない。
そういえば、道灌濠、という名前から、室町時代の、太田道灌が、整備したのだろうけど。
とすると、その前は、国府路、そのまま、東へと、伸びていたはず。
そして、国府路の、北側に、かつての、江戸城が、あったのだ。
どうだか、はっきりとは、わからないけど。
半蔵門駅で、半蔵門線に乗る。
(2012年3月記)