小田急線代々木八幡駅(代々木五丁目 代々木八幡神社)

代々木五丁目 代々木八幡神社

南へ南へと、歩いていくと、しばらくして、通りの東側には、鬱蒼とした、緑に、覆われた、小山、代々木八幡神社がある。
創建は、鎌倉時代
そこそこに、古い、神社だ。
一説によると、もう少し、西側に、あったようだが、江戸時代に、現在の、場所に、移ったらしい。
ただ、江戸名所図会には、そのような、記述はない。江戸時代のことなのに、はっきりしない、というのは、不思議だ。
さらに言えば、代々木八幡神社旧地、というのも、ないし、神輿が、その、旧地を、巡る、ということもない。
それに、神社は、たいてい、このような、小山に、創建される。
あつらえ向きな、小山が、近くにありながら、その麓に、あえて、神社を、建立するとも、思えない。
また、一説によると、この、小山には、大田道灌の、砦が、築かれていた由。
もっとも、城塞化されていたのに、まるで、その痕跡が、今に至るも、発見されてはいないというのは、妙だ。
伝説ではないかとも思える。
代々木八幡神社の、石段を、上って、境内へ。
(2012年3月記)