小田急線代々木八幡駅(代々木八幡駅ホーム)

代々木八幡駅ホーム

北へ歩き、陸橋に、なっている、山手通りを、下りると、下には、小田急線。
代々木八幡駅がある。
もう、小田急線で、帰るわけだが。
その前に、代々木の、地名について。
代々、木が、植わっていたから、ということらしい。
でも、それだけで、地名になるのなるのなら、あちこちに、同じような、「代々木」、という地名が、あっても、おかしくない。
木が、植わっている、ということと、地名は、関係ないだろう。
もっとも、それでは、どういう謂れがあるのか、というと、まったく、わからない。
ちなみに、代々木八幡の東側に、かつて、宇田川が、流れていたが、こちらは、もとは、「宇陀」、だったようだ。
「宇陀」は、奈良県の、「宇陀」、に違いない。
古事記にも、登場する、古い地名。
「宇陀」も、そもそも、語源が、まったく、わからないのだけど。
ただ、とすると、奈良県宇陀の、住民が、移住してきたのか、あるいは、もともと、語源が、同じなのか、どちらかだと思える。
ならば、代々木も、「よよぎ」、という、本来の、地名の、当て字、かもしれない。
そもそも、何代にも、わたって、立ち続ける木を、「代々木」、なんて、表現は、しないはずだ。
これ以上は、わからない。
また、今度、来たときに、考えよう。
とにかく、今日のところは、小田急線で、帰ることにする。
(2012年3月記)