中央線阿佐ヶ谷駅(天沼二丁目 藤乃湯)

天沼二丁目 藤乃湯

このあたりの住宅地、都心とは、思えないほど、長閑な感じ。
といっても、もう、都心とは、言えないかな。
かといって、郊外でもないし。
昭和の、取り残された、雰囲気がする。
そんな、寂れた商家が、点在する、通りを、歩いていく。
しばらくすると、途中から、緑道、になる、桃園川跡の、道路。
緑道を、西へ西へと、歩いていくと、ほどなくして、北側に、銭湯の煙突が、見えてきた。
細い、緑道を歩くのも、飽きてきたので、銭湯のある、通りへ、行ってみる。
こちらも、変哲ない、住宅地の通りだけど。
そういえば、さっきの、桃園川跡地の緑道、ほとんど、平らな、地形だったな。
明治時代初め頃の、地図を見ても、実は、北側に、もう一つ、川筋が、あったりする。
ひょっとすると、今、歩いている、住宅地の中の、道路が、それなのかも。
大昔は、幾つもの、小川が、交錯していて、湿地帯を、形成したいたのかな。
住宅地の中、さらに、西へ西へと、歩いていく。
(2012年4月記)