銀座線稲荷町駅（東上野五丁目 永昌寺）

東京駅の東側、というと、たとえ、駅の、近くでも、まだまだ、昭和の、雰囲気が、残っていたな。
駅に、近い側から、日本橋、銀座、そして、その、さらに、東側に、新富町、八丁堀、築地。昔のままの、街並みが、広がっていた。
いまでも、そう、思い込んでしまっているけど。
だから、この一帯で、急に、再開発が、始まって、ちょっと、付いていけない。
さっき、訪れた、京橋3-1プロジェクトの工事現場にしても、もう、だいぶ、完成に、近付いて、やっと、気付いた、という始末だ。
知っていたのは、第一生命相互館ビルの、建て替えぐらい。
都心の、再開発は、さらに、活発になり、都心への、集中化が、加速している、ということか。
などと、考えているうちに、銀座線の、車両は、稲荷町駅へ、到着。
地上に出ると、東西に伸びる、浅草通りと、南北に伸びる、清洲橋通りとの、交差点。
さすがに、ここらへんは、変わっていない。
都心ではないからだろう。
交差点の、北西側には、永昌寺。
静かな、街並みが、広がる。
（2012年4月記）