京浜急行線生麦駅(生麦事件の碑(仮設))

生麦事件の碑(仮設)

しばらく歩いていくと、道路の、北側に、生麦事件の碑、がある。
今、あるのは、仮設で、本物は、ここから、東、道路の、南側。
首都高横浜環状北線生麦ジャンクションの、工事現場。
工事中、ということで、この場所、仮に、置かれているのだろう。
ところで、生麦事件、というと、明治維新の歴史に、必ず、登場する、逸話。
具体的には、川崎あたりまで、乗馬による、遠出に、興じていた、イギリス商人一行が、大名行列(実は大名の行列ではない)に、遭遇し、不適切な、対応をして、無礼討ちに、された事件だ。
ただ、これだけなら、異文化遭遇による、不運な、事件、の一つ、だったのだけど。
この後、外交問題に、発展。
外交問題の結果、欧米に対し、国力のなさを、実感した、日本が、欧米を受け入れる、開国へ、政策を、転換するのだ。
国力がないから、外交問題で、不利な結果になり、国力を、付けるために、開国するのか。
あるいは、そもそも、無礼討ち、というような、風習があるがために、国力が、付かず、開国によって、そのような、風習を、正そう、ということなのか。
因果関係については、判然としないのだけど。
とりあえず、明治維新、なった暁には、欧米人が、普通に、日本国内、出歩けるようには、なった、ということか。
再び、西へ、歩き始める。
(2012年5月記)