都営大江戸線六本木駅(西麻布二丁目 長谷寺)

西麻布二丁目 長谷寺

今、青山墓地のある場所、南側に、突き出した、台地になっている。
その台地の、西側斜面、東側斜面から、泉が、湧き出し、南へと、流れ下り、笄川に、なったらしい。
それにしても、それほど、大きな川ではないが、けっこう、広い谷だ。
西に向かうと、笄川の、谷の斜面を、上ることになる。
上るということは、こちらも、台地、山の手だ。
山の手住宅地。やはり、閑静な、感じがする。
こういう場所は、まったく、縁がないな。
商店街もないし、スーパーもないし、コンビニすらない。
道は、広くなく、まるで、迷路のよう。
さきほどの、笄川跡の、不思議な道も、山の手住宅地特有の、迷路、といえば、そうかもしれない。
まるで、外部から、容易に、進入されないように、なっているかのよう。
ただ、山の手住宅地の、交通手段は、クルマなので、その逆、つまり、内部から、外部へ、というのは、容易、なのだろうな。
などと、考えながら、西へ西へと、進んで行くと、広大な、寺域を、擁する、長谷寺に、行き着く。
(2012年5月記)