山手線目黒駅(下目黒四丁目 目黒競馬場コーナー跡)

下目黒四丁目 目黒競馬場コーナー跡

目黒通りを、東へ、歩き、途中、南へ。
住宅地へと、入っていく。
南へ南へと、進んで行くと、不思議な、道路。
緩やかに、カーブを、描いているのだ。
この、緩やかなカーブ、住宅地の中において、なんの、必然性もないように見える。
それもそのはず、このカーブこそは、目黒競馬場コーナー跡なのだ。
ちなみに、目黒競馬場が、あったのは、明治時代の終わり頃から昭和の初め頃。
昭和の初め頃、といえば、郊外が、誕生した時期。
ここらへんも、住宅地に、変わっていったのだろう。
そういうわけで、競馬場は、移転していったのかな。
そんな、昔日へ、思いを馳せながら、コーナーを、曲がりきり、直線へ。
西へ、伸びる、住宅地の、道を、歩いていく。
(2012年6月記)