山手線新宿駅(西新宿五丁目 十二社通り西側再開発地)

西新宿五丁目 十二社通り西側再開発地

十二社通り、南へ南へと、歩いていく。
しばらくすると、西側には、広大な、再開発地。
神田川まで、再開発しているようだ。
そういえば、たしか、「途中下車旅」だったかな。
再開発される前、番組でやっていたのは。
だんご屋だったか、もう、忘れてしまったが、昔ながらの、そういう店が、番組に出ていたのだ。
もう、何年前なんだろう。
店のおばさん、「ここらへん、再開発の予定があるけど、どうなるのかな」、なんて、言っていた。
おばさんも、他人事のようだったが、見ている自分も、他人事。
再開発なんて、何年も先だし、あるいは、立ち消えになるかもしれないし。
そんな、暢気な、感じだったけど。
今、そのだんご屋は、どうなっているのだろう。
ま、自分には、今でも、他人事なんだけど。
ふと、心の中を、過ぎってしまった。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿六丁目 十二社通り)

西新宿六丁目 十二社通り

しばらくすると、南へ伸びる、十二社通り
南へ曲がり、そのまま、南へ。
最初、来たときは、こんなところまで、高層ビル地帯が、広がるとは、思えなかった。
たしか、十二社温泉、というのも、あったぐらい。
なぜ、温泉があるのかというと、ここらへんは、江戸時代、保養地、観光地、だったのだ。
熊野神社門前町、といったところか。池もあって、風光明媚な場所。
その保養地、というのが、残っていて、つまり、十二社温泉も、その痕跡なのだ。
なくなったのは、数年前。
まだ、数年しか、経っていない。
もう、かなり、以前から、なくなっていたかと思っていた。
車窓、窓外に、消え去っていく、景色みたいだなあ。
もう、二度と、戻れない。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿六丁目 青梅街道南側)

西新宿六丁目 青梅街道南側

青梅街道南側、相変わらず、再開発の工事。
ただ、どうなるのか、今のところ、わからない。
ちょっと前も、訪れたような気がするが。
西へ、高層ビル地帯が、拡大しているので、いずれ、何か、建つものなのかも。
そして、限界が着たら、今度は、東側、駅前が、再開発されるのかもしれない。
西新宿高層ビル街と、新宿駅西口駅前広場との間、まだ、何も、変化がない。
たぶん、ではなく、おそらく、そうなんだろうな。
あるいは、そうすると、駅東口は、大きな、駅前広場すらない。
飲食店が、密集している。大きな百貨店はあるけど。
さらに、歌舞伎町だろうか。
そうなことになるのは、ずっと、先のことだろう。
青梅街道を、西へ。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(北新宿二丁目 青梅街道)

北新宿二丁目 青梅街道

南に歩いていくと、東西に伸びる、青梅街道。
交通量も多く、道路際も、ビルや、店舗が並ぶ。
江戸時代から、すでに、賑わっていたようだ。
南側、高度成長期から、高層ビルが、建っていく。
バブルの頃までは、そうだったのだが、バブルが崩壊して以降、都心に、再開発が、集中するようになると、青梅街道の北側にも、高層ビルが建つようになる。
さらに、高層ビルは、西へも、拡大。
もっとも、どこかで、限界はあるのだろうけど。
たぶん、神田川あたりだろうか。
高層ビルもいいが、それよりも、西へ伸びる、道路が、あってもいい。
青梅街道も、少しは、空くだろう。
もう、無理だろうなあ。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(北新宿二丁目 蜀江坂から南への通り)

北新宿二丁目 蜀江坂から南への通り

交差点から南へ。
今は、高層ビルに、挟まれている。
昔は、歩道もない、細い道だった。
西側は、広大な、空地。いつから、空地だったのか、わからない。
東側には、店舗が、並んでいた。飲食店が多かったかな。
日が暮れた頃、通ると、ある店から、トンツクトンツク、という、祭囃子。
祭りの練習を、やっていたのだ。
ここらへんだと、やはり、成子天神社、ということか。
例大祭は、秋なので、練習をしていたとすれば、夏ごろかな。
練習には、子供もいたので、夏休みなら、ちょうどいい。
でも、もう、練習していた店は、なくなっている。
成子天神社の本殿は、ずいぶんと、きれいになったのに。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(北新宿二丁目 淀橋咳止地蔵尊)

北新宿二丁目 淀橋咳止地蔵尊

交差点の北西側には、淀橋咳止地蔵尊
置かれたのは、おそらく、江戸時代。
ということは、道路も、当時から、同じだったのだろう。
とくに、蜀江坂は、古いだろうな。
税務署通りは、通っていなかったかも。
北西に向かう、細い道、こちらは、あったかもしれない。
蜀江坂と、細い道の、角に、淀橋咳止地蔵尊、たっているからだ。
江戸時代は、長閑で、風光明媚な、感じだったことだろう。
市街化されると、賑やかな、商店街。
そう、たしかに、そうだったなあ。
商店街だったのだ。
八百屋、魚屋、クリーニング店。焼鳥屋、居酒屋。
ぜんぶ、なくなってしまった。
(2014年1月記)

山手線新宿駅(西新宿八丁目 蜀江坂との交差点)

西新宿八丁目 蜀江坂との交差点

西へ歩いていくと、しばらくして、南北に伸びる、蜀江坂との交差点。
蜀江とは、紅葉の、美しい様、ということらしい。
あちこちに、蜀江坂、という名前の坂、あったりするが、美しい紅葉を、配した、坂道なのだろう。
ちなみに、蜀江とは、織物、錦のことだ。
紅葉が、美しい、織物、錦、ということかな。
ただ、北側、大久保、百人町あたりは、つつじの里、と呼ばれるほどに、つつじの名所だったそうだ。
美しいのは、紅葉ではなく、つつじ、だったのかも。
(2014年1月記)