南武線矢向駅(矢向三丁目 矢向第5踏切 尻手短絡線)

矢向三丁目 矢向第5踏切 尻手短絡線

住宅地の中、南へ。
南武線の踏切を越え、さらに、南へと、歩いていく。
しばらくすると、単線の鉄路。
貨物線の、尻手短絡線。
廃線跡なのだろうか、と思ったら、貨物列車が、通過していった。
しかも、その後も、それほど、間を置かず、また、通過していく。
意外と、重宝されているのかも。
尻手短絡線は、西側、横須賀線と、東側、南武線を、結んでいるのだが、横須賀線の方は、武蔵野貨物線南武線の方は、東海道貨物線と、直結しているので、双方の、貨物の、往来が、あるのだろう。
地図を見て、前々から、鉄路が、あるのは、知っていたけど、実際、貨物列車が、走っているとは、思わなかったな。
ちょっと、話が変るが、武蔵野線が、もし、環状路線に、なった場合を、考えたことがある。
武蔵野線は、西側は、武蔵野貨物線になり、武蔵小杉で、横須賀線に合流している。
東側では、東海道貨物線に、結び付き、さらに、南武線に、合流している。
とすると、唯一、離れているのが、横須賀線と、南武線
ところが、尻手短絡線が、それらを、結び付けているのだ。
実際、本当に、そうなるとすれば、上り線下り線を、上下にして、地下化、ということになるのだろうが。
そういうわけで、尻手短絡線には、興味を、持っていて、一度は、見たいと、思っていたのだ。
もっとも、今後、武蔵野線の環状路線化、なんて、実現するはずはないけど。
尻手短絡線に、別れを告げ、住宅地の中、北へと、歩いていく。
(2011年11月記)